霧島山・新燃岳で半月ぶりの強い噴火
鹿児島と宮崎の県境にある霧島連山の新燃岳で2025年8月28日(木)午前4時53分ごろ、霧島山の新燃岳で噴火が発生しました。
気象庁の観測によると、有色噴煙は火口縁上5500メートルにまで達し、噴煙量も多量。
噴火は午前5時23分時点でも継続しており、上空の風に乗って南西方向へ流れています。
新燃岳で噴火!
霧島山・新燃岳で半月ぶりの強い噴火
2025年8月28日(木)午前4時53分ごろ、霧島山の新燃岳で噴火が発生しました。
気象庁の観測によると、有色噴煙は火口縁上5500メートルにまで達し、噴煙量も多量。
噴火は午前5時23分時点でも継続しており、上空の風に乗って南西方向へ流れています。
噴火警戒レベルは「3」入山規制
- 警戒レベル:3(入山規制) が継続中
- 火口からおよそ3km圏内では噴石や火砕流に要注意
- 登山道や火口周辺への立ち入りはできません
宮崎市内にも影響の可能性は?
今回の噴煙は、小林市・高原町・都城市内方面に火山灰が降る可能性があります。
風向きによっては、宮崎市内に流れる事も予想されます。
洗濯物や車の汚れ、交通への影響など、日常生活にも注意が必要です。
先日の「硫黄のにおい」との関連
ほんみや宮崎でも取り上げた「街に広がった硫黄のようなにおい」──
実は硫黄そのものではなく、新燃岳など火山活動に伴う火山ガス(二酸化硫黄など)の影響によるものでした。
火山活動は断続的に続いており、今後もにおいや降灰を感じることがあります。
小林・高原エリアへの打撃と観光への影響
新燃岳の噴火は、観光地として人気のある小林市・高原町に大きな打撃を与えています。
降灰や風評被害により来訪者が減少し、現在はクラウドファンディングを通じた支援の動きも始まっています。
「観光=街の元気」に直結するエリアだからこそ、地域を支える取り組みが広がっているのです。
高原町がクラウドファンディングを開始
まとめ
8/28午前4:53、新燃岳が噴火 → 噴煙5500m
警戒レベルは「3」、火口周辺3kmは危険
風向きにより宮崎市内でも降灰の可能性
小林・高原は降灰の影響が大きく、観光・生活に打撃

自然の力には逆らえませんが、正しい情報を知り、地域を守るための行動が大切です。
ほんみや宮崎でも、引き続き防災と地域支援の情報をお届けします。
あわせて読みたい▼▼▼
新燃岳の噴火により、観光・宿泊業の風評被害が拡大しています。
これを受け、宮崎県高原町では観光業を守るための**ガバメントクラウドファンディング(GCF)**を立ち上げました。
👉 高原町 観光業支援クラウドファンディングページ(ふるさとチョイス)
地域の元気を取り戻すため、全国からの支援を呼びかけています。