宮崎の街に広がった“硫黄のようなにおい”─その正体とは?

宮崎の街に広がった“硫黄のようなにおい”─その正体とは?
宮崎の街に広がまった硫黄のようなにおいが広まった




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7月4日の夕方、家の中にいても、外から硫黄のようなにおいが。。。
「なんか変なにおいがする…」「下水?」
そんな声が、SNSや身近な会話でも多く聞かれるようになりました。

実際に、私自身も「これは“硫黄のにおい”では?」と感じ、Xに投稿したところ、想像以上の反響が…。

【SNSの反応】X(旧Twitter)

投稿には4万超の反応があり、多くの方から

  • 「におう!におう!家の中まで来てる…」
  • 「目が痛いと思ったらコレか…」
  • 「お店の中までにおう!」

【でも…実は「硫黄のにおい」ではなかった】

投稿後、あるフォロワーさんからこんなご指摘をいただきました。

「硫黄自体は無臭ですよ。。。」

ほんみやちゃん

え!?

驚いて調べてみると、たしかにその通り。
私たちが「硫黄っぽい」と感じるあの独特なにおいの正体は──

【その正体は?】

においの原因物質 主な発生源 においの特徴
硫化水素(H₂S) 火山ガス、腐敗した有機物など 腐った卵のようなにおい
二酸化硫黄(SO₂) 火山活動、化石燃料の燃焼 刺激臭、焦げたマッチのようなにおい

ちなみに:硫黄そのもの(S)は?

  • 純粋な硫黄(S)は固体で、においはありません(無臭)
  • においがするのは、硫黄が反応してできたガス

🔁 要点まとめ

硫黄自体は 無臭

「硫黄のにおい」の主な原因は 硫化水素(H₂S)と二酸化硫黄(SO₂)

どちらも 火山活動や腐敗により発生

日常会話では「硫黄のにおい」と言えばたいてい通じます。
でも、正確には硫黄のようなにおいが正しいのかもしれません。

など、驚きや共感、そして学びの声が多く寄せられました。

ほんみやちゃん

勉強になりました。

この日、宮崎県では「二酸化硫黄注意報」が発令されており、
火山ガスの成分が風に乗って市街地に届いていたと考えられます。

【実際の発令情報】

発令日: 2025年7月4日 18:50

  • 対象地域: 小林市
  • 理由: 測定値が0.757ppm(基準:0.5ppm)を超えたため
  • 留意事項: 不要不急の外出を控え、目や喉の違和感には洗眼・うがい、必要に応じて医師の診察を。

 

【まとめと呼びかけ】

今回のように、においの変化を「感じた!」という方が非常に多くいらっしゃいました。

ちょっとした違和感こそ、災害の“前触れ”かもしれません。

「ほんみや速報」では、これからも宮崎の街の“ちょっと気になる異変”をお届けしていきます!

✅ 最後に:こんなときどうする?

異変を感じたら → 地元の環境課 or 保健所へ連絡を

目が痛い・喉がイガイガする → 外出を控え、洗眼やうがいを

ほんみやちゃん

これからも、ほんみや宮崎では「身近な違和感」にスポットをあてて、
地域のリアルな空気感を伝えていきたいと思います。

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