宮崎の秋を告げる「神武さま」の名で親しまれる宮崎神宮大祭。
その行列の“華”と呼ばれる「ミスシャンシャン馬」の8人が、今年も決定しました。
新婚夫婦の旅路を再現した優雅な馬行列が、11月1日・2日の宮崎市を彩ります。
ミスシャンシャン馬
■「神武さま」とともに歩む、宮崎の秋
約300年の歴史を誇る宮崎神宮大祭。
地元では親しみを込めて「神武さま」と呼ばれ、毎年、御神幸行列と神賑行列が市街地を練り歩きます。
そのなかでもひときわ注目を集めるのが―ミスシャンシャン馬です。
ミス「シャンシャン馬」とは

「シャンシャン」という鈴の音が名の由来。
新婚夫婦が鵜戸神宮へお参りする様子を再現したものとされ、
五穀豊穣や家内安全を祈る意味が込められています。
宮崎では古くから、幸福の象徴として市民に親しまれてきました。
■2025年「ミスシャンシャン馬」8人が決定
今年は協賛企業から8人が選ばれました。
それぞれの企業・団体を代表し、華やかな和装姿で行列に参加します。
- (株)宮崎放送 相葉 吏利さん
- 雲海酒造(株) 大冨 聡香さん
- (株)テレビ宮崎 今栖 那菜さん
- (株)宮崎太陽銀行 丸山 京香さん
- 宮崎ガス(株) 吉村 由衣子さん
- 宮交グループ 片伯部 奈緒さん
- (株)宮崎銀行 黒木 香穂さん
- 宮崎空港ビル(株) 小野 由里加さん
各企業を代表して参加する8人の笑顔は、まさに「行列の華」。
観客からの声援が沿道いっぱいに響く光景が期待されます。
■地域に受け継がれる、鈴の音
「シャンシャン馬」は、昭和24年(1949年)から宮崎神宮大祭に登場。
時代を越えて、宮崎の秋の象徴として受け継がれてきました。
鈴の音が鳴り響くたびに、人々は“ああ、今年も神武さまの季節が来た”と感じるのです。

宮崎神宮大祭(神武さま)
■開催日程
- 日程:2025年11月1日(土)・2日(日)
- 主催:宮崎神宮大祭奉賛会/宮崎商工会議所
- 会場:宮崎市中心部ほか

今年も「ミスシャンシャン馬」が御神幸行列の華を添えてくれそうです。世代を越えて“伝統がつながる瞬間”が訪れます。
私もあと10年若ければいけたわ。。。