宮崎県内でインフルエンザ患者が急増しています
宮崎県内の定点医療機関からの報告が増え、
定点あたり（1医療機関あたり）のインフルエンザ患者報告数が、1999年の調査開始以来、過去最多となりました。
流行は主に子どもを中心に広がり、学校現場にも影響を及ぼしています。
宮崎県内でインフルエンザ患者が急増しています
1医療機関あたりの感染者数は99.9人と過去最多
県や市などの公的機関では、インフルエンザの予防として次のような対策を案内しています。
宮崎県および宮崎市は、インフルエンザの予防として次のような対策を案内しています。
- 発熱やのどの痛み、せきなどの症状がある場合は、無理をせず早めに医療機関を受診すること
- 外出時や人が多く集まる場所では、状況に応じてマスクを着用すること
- 手洗いや手指消毒をこまめに行い、咳やくしゃみの際は咳エチケットを心がけること
- 室内では定期的な換気を行い、空気がこもらないよう注意すること
- 体調不良時は登校や出勤を控え、周囲への感染拡大を防ぐ行動をとること
宮崎県では感染症発生動向調査で定点医療機関からの報告数が大幅に増加しており、前の週から増加し、高い水準となっています。県衛生環境研究所の週報でも、インフルエンザの報告数が増加傾向にあることが示されています。
今月14日までの1週間に宮崎県内28の定点医療機関から報告されたインフルエンザ感染者数は2798人で、前の週より約1.6倍に増加しました。
この数字を医療機関数で割った1医療機関あたりの感染者数は99.9人となり、過去最多となっています。
小中高校で学校閉鎖・学級閉鎖が相次ぐ
県内ではインフルエンザによる影響で、複数の学校で学年閉鎖・学級閉鎖が実施されており、感染防止策として教育現場でも対応が進められています。流行期には欠席者数の増加が続いているとの報道もあります。
県教育委員会によると、18日時点で
学校閉鎖2校、学年閉鎖11校、学級閉鎖53校が確認されています。
学校や家庭で求められる対応
宮崎県内では、学校現場において欠席者数の増加に応じて、学級閉鎖や学年閉鎖などの対応が取られています。
家庭では、登校前に子どもの体調を確認し、少しでも異変がある場合は無理をさせないことが重要とされています。
宮崎県の公式発表 ― 流行注意報および警報レベル
宮崎県は令和7年第40週（9月29日～10月5日）の感染症発生動向調査で、インフルエンザの定点医療機関からの報告数が流行開始の目安である「定点あたり1」を超え、流行シーズン入りしたと発表しています。今後の警報レベルにも注意が必要です。
ほんみやちゃんコメント
県・市のリンク
宮崎県感染症発生動向調査（公式）
https://www.pref.miyazaki.lg.jp/contents/org/fukushi/eikanken/center/infectious
宮崎市 健康・感染症に関するお知らせ
（宮崎市公式サイトの健康・感染症ページを参照）
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「県内でインフルエンザの報告が急増しており、特に子どもの感染が多く、学校現場での閉鎖も増えています。
県や市が呼びかけている感染予防策を改めて確認し、日常生活の中で基本的な対策を徹底していただきたいと思います。」