10月2日 午前7時58分に宮崎空港の誘導路で突然、爆発があり、土煙が吹きあがりました。
2分前には、その近くを航空機が走行していました。
ニュースで多く流れていたので見た方も多いでしょう!
終日、滑走路が閉鎖されました。
宮崎空港で不発弾爆発!

原因
米軍のアメリカ製500ポンド爆弾の不発弾が爆発したということです。
爆発の影響
滑走路
国土交通省宮崎空港事務所によりますと、爆発があった場所には直径7メートル、深さ1メートルのだ円形の陥没が確認されたと言うことです。
この影響で宮崎空港の滑走路は閉鎖されました。
宮崎空港内
搭乗カウンターは、払い戻しや変更手続きなどをする人で長蛇の列ができました。
羽田空港内
羽田空港でも宮崎空港が閉鎖され、宮崎に行く乗客に影響が出ました。
なぜ?今頃爆発したのか?
「今回、一番危ないのは、不発弾は、外も中も安全ピンが解除された状態なので、いつ爆発してもおかしくないという形。ここ何十年も潜っていた時には安定していたものが、雨だったり、地震だったりとわかりませんが、何らかの形で不安定になって、それで撃針が触れたか、振動で爆発したということは考えられると思います」危機対応人材育成研究所 佐藤康雄所長
今までにも見つかっていた
今までにも、宮崎空港周辺では、過去4回不発弾が見つかっています。
2009年1月
空港近くの建設現場 米軍250キロ爆弾
2011年に2回
6月:滑走路南側 米製50キロ爆弾
11月:誘導路付近 米製250キロ爆弾
2021年6月
駐機場 米製1トン爆弾
撤去作業の当日は、半径400メートル以内の6世帯14人と18事業所に避難勧告が出され、作業開始前までに住民が公民館などに避難しました。
今後の不発弾による爆発が起こる可能性
「もともと海軍の航空基地で、爆弾たくさん落とされてますので、ここだけでなくて、他にもある可能性は高いと思います。もう爆発したところはある程度解消しているので、むしろ、それが他の所に同様のものがあるかどうかというのを、もう一度、金属探知機使うかわからないが、不発弾について徹底的に調べる可能性はあると思う」危機対応人材育成研究所 佐藤康雄所長
「確率の問題だと、戦時中に数百発落とされた、1000発以上落ちているはずだが、(今回の不発弾は)そういった軍事目的の爆弾、アメリカが空襲で落としたとした爆弾の可能性が非常に高い」
戦史研究家 稲田哲也さん
参考出典元:mrtニュース
まとめ
宮崎空港は戦時中、海軍航空宮崎基地があった場所に建設されています。
8月8日に起きた、日向灘沖で発生した地震で、宮崎は日南市で震度6弱を観測し、「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)」が発令されました。
その影響で不発弾に振動が加わり、何かしらのタイミングで今回爆発した可能性もゼロでは無いと思われます。
私たちが、普段利用する宮崎空港での不発弾爆発。
目の当たりにして大変怖いです。
探知機などで調査していただけると安心して利用出来ますが、大きな予算や人も関わることなので力のある方、なんとかお願いします。
10月4日
宮崎空港で起きた不発弾の爆発を受け、国土交通省は、宮崎空港で不発弾が埋まっていないか再点検する方針を明らかにしました。


