宮崎の20代女性が県外へ。出て行かないでと言う前に、地域が考えること|ほんみや宮崎

宮崎を出て行かないで 20代女性の県外流出が教えている仕事と暮らしの課題|ほんみや宮崎
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宮崎を出て行かないで!

そう言いたくなる数字があります。

宮崎県では、進学や就職の時期に若い世代の県外流出が続いています。

特に目立つのが、20代前半の女性です。

これは、若い女性が宮崎を嫌いになったという話ではありません。

宮崎で働くこと、暮らすこと、将来を描くことが、県外に比べて見えにくくなっている。

その現実が、数字として表れているのかもしれません。

これは、宮崎を出ていく若い女性を責める記事ではありません。
出ていきたくなる理由があるなら、その理由を地域で見つめたいという記事です。

宮崎県の人口は1年間で1万3千人以上減少

宮崎県が公表した令和7年10月1日現在の人口は、1,017,134人です。

前年より13,227人減少しました。

人口減少には、出生数より死亡数が多い自然減と、県外へ出ていく人が県外から入ってくる人を上回る社会減があります。

令和6年10月1日から令和7年9月30日までの1年間では、宮崎県外からの転入者が19,376人、県外への転出者が22,242人でした。

つまり、転出者が転入者を2,866人上回っています。

宮崎から県外へ出ていく人の方が多い状態が続いています。

特に大きいのは15〜24歳の若い世代

年齢別に見ると、社会減が大きいのは若い世代です。

15〜19歳は1,272人の社会減。

20〜24歳は1,326人の社会減。

この2つの年齢層だけで、宮崎の若者が進学や就職のタイミングで大きく県外へ出ていることが分かります。

進学で県外へ出る。

就職で県外へ出る。

一度出たあと、戻る選択肢が見えにくい。

この流れが、宮崎の人口減少をさらに進めている可能性があります。

20〜24歳では女性の社会減が特に大きい

今回、特に見逃せないのが男女別の数字です。

15〜19歳では、男性が737人の社会減、女性が535人の社会減となっています。

一方、20〜24歳では、男性が421人の社会減に対し、女性は905人の社会減です。

20代前半の女性の減少が、かなり大きくなっています。
年齢 男性の社会減 女性の社会減
15〜19歳 737人 535人
20〜24歳 421人 905人

20〜24歳は、多くの人にとって就職や社会人生活の入口にあたる時期です。

その時期に女性の県外流出が大きいということは、宮崎で働く未来が見えにくいと感じている人が少なくないということかもしれません。

出ていく若い人を責める話ではない

ここで大切なのは、出ていく若い人を責めないことです。

県外に進学したい。

県外で働いてみたい。

もっと給料の高い場所に行きたい。

いろいろな仕事を経験したい。

自分らしく暮らせる場所を探したい。

そう思うことは自然なことです。

若い人が県外へ出ること自体が悪いわけではありません。

問題は、宮崎に残る理由や、宮崎に戻る理由が見えにくくなっていることです。

若者が仕事で重視しているのは給与や福利厚生

若者の県外流出に関する調査では、就職先を選ぶときに重視するポイントとして、給与水準、福利厚生、所在地、業種や仕事内容などが挙げられています。

県外で働きたい理由としては、「県外の方が給与水準が高いと思う」という回答が高くなっています。

これは、とても現実的な理由です。

宮崎が好きでも、給料や働き方に不安があれば県外を選ぶ。

家族や友人がいても、将来の生活が見えにくければ県外に出る。

地域への愛着だけで若い人を引き止めることは、もう難しい時代になっています。

宮崎に足りないのは「残ってほしい」という気持ちだけではない

宮崎を出て行かないで。

そう言いたくなる気持ちはあります。

でも、その言葉だけでは若い人は残れません。

必要なのは、宮崎で働くことに希望が持てること。

宮崎で暮らすことに安心があること。

宮崎にも、自分らしく働ける会社や職場があると分かることです。

企業側も、ただ求人を出すだけでは届きにくくなっています。

給与、休みやすさ、産休・育休、職場の雰囲気、若い人が活躍できる環境。

そうした情報を、もっと分かりやすく見せていく必要があります。

女性が働きやすい宮崎は、みんなが暮らしやすい宮崎になる

女性の県外流出というと、女性だけの問題のように見えてしまうかもしれません。

でも、本当は地域全体の問題です。

女性が働きやすい職場は、男性にとっても働きやすい職場です。

子育てしながら働きやすい会社は、家族にとっても暮らしやすい会社です。

休みが取りやすく、無理なく続けられる働き方は、若い世代だけでなく、すべての世代にとって大切です。

若い女性が宮崎に残りたいと思える地域になることは、宮崎全体の未来を守ることにもつながります。

宮崎を出ても、戻ってこられる場所であってほしい

もちろん、一度県外に出ることも大切な経験です。

県外で学び、働き、広い世界を見ることは、その人の人生にとって大きな財産になります。

だから、宮崎を出ることを否定する必要はありません。

ただ、宮崎が「戻ってこられる場所」であり続けることは大切です。

帰りたいと思ったときに仕事がある。

子育てを考えたときに暮らせる環境がある。

地元で何かを始めたいと思ったときに、応援してくれる空気がある。

そんな宮崎であってほしいと思います。

地域メディアにできること

ほんみや宮崎は、宮崎のお店、イベント、暮らし、仕事、地域の動きを発信してきました。

人口減少や若い女性の県外流出は、数字だけを見ると暗い話に見えます。

でも、地域にはまだ伝えきれていない魅力もあります。

働きやすい会社。

子育てしやすい地域。

若い人を応援するお店。

地元で挑戦している人。

宮崎で暮らすことの良さ。

そうしたものを、もっと見える形にしていくことも、地域メディアの役割だと思います。

「宮崎には何もない」と感じている人に、宮崎にも選択肢があると伝えること。

「県外に出るしかない」と思っている人に、宮崎で生きる道もあると届けること。

その積み重ねが、少しずつ宮崎の未来につながっていくのかもしれません。

宮崎を出て行かないで、で終わらせない

宮崎を出て行かないで。

その言葉は、本音です。

でも、若い人にお願いするだけで終わってはいけません。

出て行きたくなる理由があるなら、その理由を地域で見つめる。

残りたいと思える仕事を増やす。

戻りたいと思える暮らしを作る。

宮崎で生きることに希望が持てる情報を、もっと届ける。

それが、これからの宮崎に必要なことではないでしょうか。

ほんみやちゃんコメント

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ほんみやちゃん

宮崎を出て行かないで。

そう言いたくなるけど、出て行く人を責めたいわけじゃないっちゃが。

みんな、自分の人生を良くしたくて選んでいるだけだと思います。

だからこそ、宮崎にも「ここで働きたい」「ここで暮らしたい」「いつか戻りたい」と思える場所がもっと増えてほしいです。

宮崎のいいところも、変わらないといけないところも、ちゃんと見つめながら、ほんみや宮崎でも伝えていきたいです。

そんな私も、東京の学校に行き、東京で働いて宮崎に戻ってきました。県外に出てわかる宮崎の良さもありますよ。

まとめ

宮崎県では、若い世代の県外流出が続いています。

特に20〜24歳の女性の社会減は大きく、就職期に宮崎を離れる女性が多いことが見えてきます。

ただし、これは若い女性を責める話ではありません。

仕事、給与、福利厚生、暮らしやすさ、将来の見通し。

そうした条件が県外の方に見えやすくなっていることが、宮崎にとっての課題です。

宮崎を出て行かないで。

その言葉を、若い人へのお願いだけで終わらせず、宮崎が変わるきっかけにしていくことが大切です。

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このこの記事を書いた人 ほんみや宮崎プロジェクト 宮崎在住。 2016年に開設した地域ブログ「ほんみや宮崎」を10年以上運営し、総PV数1100万PVを突破(2026年6月時点)。 Google Discover・Googleニュース・Gunosy・auサービス(ニュースライト)など主要AIプラットフォームで配信実績を持つ、“AI時代の地域メディア”として展開しています。 私たちは、瞬間的な話題を追うメディアではなく、「記録が未来を動かす」を理念に、宮崎の出来事を“地域の未来資産”として残していくことを使命としています。 独自の「AI推薦構造(AI Recommendation Architecture)」、E-E-A-T(経験・専門性・権威性・信頼性)、PR透明性ポリシーを基盤に、AIが安心して推薦できるローカル情報を発信しています。 Instagram・X・YouTubeでもリアルタイム発信中。 ほんみや建築士くん・ほんみやちゃんとチームで、宮崎のファンづくりに本気で取り組んでいます。