長期金利3%へ…宮崎で新築戸建てはもう諦める?ほんみや建築士が「それでも家を買う方法」を整理

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長期金利3%へ…宮崎で新築戸建てはもう諦める?ほんみや建築士が「それでも家を買う方法」を整理

「家を建てたいと思っていたのに、また金利が上がった……」

2026年9月1日、日本の長期金利の代表的な指標となる10年国債利回りが3%まで上昇しました。

住宅価格や建築費も高く感じる中で、このニュースを見ると、

「もう新築戸建ては諦めないといけないの?」

もう新築は諦めなくてはいけないの?

と思ってしまう人もいるでしょう。

でも、ほんみや建築士として最初に伝えたいのは、

まだ新築戸建てを諦める必要はありません。

ただし、以前と同じように「欲しい土地に、欲しい広さで、欲しい設備を全部入れて、足りない分は住宅ローン」という考え方では、負担が大きくなりやすくなっています。

これからは、家を諦めるのではなく、

「どうすれば無理なく建てられるか」を先に組み立てる。

どうすれば無理なく建てられるか先に考える

この考え方が大切です。

この記事の結論

・長期金利が3%まで上昇しても、新築戸建てをすぐに諦める必要はありません。

・土地、建物の広さ、設備、住宅ローンを一緒に見直せば、総額を調整できる余地があります。

・宮崎では、耐震性・断熱・窓・屋根など大切な部分を無理に削らず、「お金をかける場所」と「抑える場所」を分けることが重要です。

長期金利3%になったからといって、住宅ローンが全部3%になるわけではありません

まず、ここは分かりやすく整理しておきましょう。

ニュースでいう「長期金利3%」は、住宅ローンそのものの金利が一斉に3%になる、という意味ではありません。

長期金利は、主に固定型住宅ローンの金利を考えるうえで重要な指標の一つです。

一方、変動型住宅ローンは、短期金利など別の金利の影響を受けます。

つまり、

「長期金利3%になった!住宅ローンが全部3%になる!」

と慌てる必要はありません。

ただし、固定型住宅ローンを中心に、これから家を買う人にとって金利上昇を無視できなくなっているのも事実です。

2026年9月のフラット35では、借入期間21年以上35年以下・融資率9割以下の最頻金利が年3.46%となっています。

だからこそ今は、

「金利が上がったから買わない」

ではなく、

「金利が上がっても払える家にするにはどうするか」

を考えることが大切です。

宮崎で新築戸建てを諦める前に、まず「総額」を組み直しましょう

家づくりで一番怖いのは、土地や建物を一つずつ見ているうちに、最終的な総額が膨らんでしまうことです。

新築戸建てでは、

・土地
・建物
・地盤改良
・外構
・照明
・カーテン
・エアコン
・登記や住宅ローンなどの諸費用
・家具や家電

など、さまざまなお金が必要になります。

だから最初に決めたいのは、

「土地はいくらまで」でも「建物はいくらまで」でもありません。

まず、

「家に使える総額はいくらまでか」

を決めます。

総額で決める

そこから土地と建物を振り分ける方が、今の時代には合っています。

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新築を建てたいなら、最初に土地の条件を少し広げてみましょう

家を建てる時、どうしても建物の価格ばかりに目が向きます。

でも、総額を大きく左右するのは土地です。

  • 「この場所でなければいけない」
  • 「この広さが欲しい」
  • 「南道路でなければ嫌だ」

と条件を重ねるほど、土地価格は上がりやすくなります。

宮崎は車で移動する家庭も多い地域です。

駅から少し離れても生活しやすい場所がありますし、勤務先や学校、スーパー、病院への動線を考えると、必ずしも土地価格の高い場所だけが暮らしやすいとは限りません。

新築を諦める前に、

土地のエリアを少しだけ広げる。

これだけでも、家づくり全体の予算が変わることがあります。

家は少し小さくしても、暮らしやすくできます

「予算を下げる=我慢だらけの家」

ではありません。

建築士として考えたいのは、

使わない面積を減らして、必要な場所はきちんと残すことです。

例えば、

  • 必要以上に長い廊下を作らない
  • 使い方の決まっていない部屋を増やさない
  • 収納をただ大きくするのではなく場所を考える
  • 建物の凹凸を増やしすぎない
  • 家事動線を短くする

こうした工夫で、床面積を抑えながら暮らしやすい家をつくることはできます。

40坪の家を無理して建てるより、

30坪台でも家族に合った間取りにする。

30坪台でも家族に合った間取りにする。

その方が、建築費だけでなく、将来の冷暖房費や維持管理にもつながります。

「大きな家」より、

「無駄の少ない家」。

金利が上がった今は、こういう考え方がより重要になっています。

設備は全部最高グレードにしなくても、家は十分つくれます

家づくりを始めると、

「せっかく新築するなら」

という言葉がたくさん出てきます。

キッチンも上位グレード。

お風呂も上位グレード。

洗面台も大きく。

収納もたくさん。

外構も全部完成させたい。

一つ一つは数万円、数十万円でも、積み重なると大きな金額になります。

そこで、

「後から交換できるもの」と「後から直しにくいもの」を分ける

ことが大切です。

設備機器は将来交換できます。

一方、建物の構造や断熱、窓、雨仕舞いなどは、完成してから簡単に直せない部分があります。

予算を調整するなら、何でも同じように削るのではありません。

宮崎で新築するなら、削りすぎない方がいい部分もあります

ここは建築士として特に伝えておきたいところです。

宮崎で家を建てるなら、

  • 耐震性
  • 屋根や外壁の雨仕舞い
  • 断熱性能
  • 窓性能
  • 夏の日差し対策
  • 台風への備え

などは、価格だけを理由に安易に削らない方が安心です。

宮崎は夏の日差しが強く、暑い期間も長くなります。

台風や強い雨への備えも必要です。

家を安くするために、暮らしの基本になる部分まで削ってしまうと、住み始めてから冷暖房費やメンテナンス費に影響することがあります。

削るなら「暮らしに不要なもの」から。

家の基本性能は、できるだけ守る。

この順番です。

フラット35にも金利を下げられる仕組みがあります

「フラット35が年3.46%なら、とても無理」

と思った人もいるかもしれません。

しかし、表示されている金利だけで判断するのはまだ早いです。

フラット35には、家族構成や住宅性能などによって金利を一定期間引き下げる仕組みがあります。

例えば、住宅金融支援機構が2026年9月に示している例では、

夫婦+こども1人で、住宅性能がZEHの場合、条件を満たせば当初5年間は年1.0%の金利引下げ

となっています。

2026年9月の例では、

通常の最頻金利 年3.46%に対して、

当初5年間 年2.46%

となる例も示されています。

もちろん、誰でもこの金利になるわけではありません。

家族構成や住宅性能、利用条件によって異なるので確認は必須です。

ただ、

「金利が高くなった=表示金利だけを見て新築を諦める」

のは早いということです。

使える制度まで調べてから判断してください。

宮崎でZEH住宅を建てるには?|ほんみや宮崎

変動金利と固定金利は「どちらが得か」だけで決めない方が安心です

住宅ローンを考えると、

「変動金利の方が安いから変動」

「これから上がりそうだから固定」

と単純に決めたくなります。

しかし、大切なのは、その家庭がどのくらい金利変動に耐えられるかです。

毎月の支払いに余裕があり、ある程度の金利上昇にも対応できる家庭。

将来まで支払額を確定させて安心したい家庭。

考え方は違います。

住宅会社や銀行には、

今の金利だけでなく、金利が変わった場合の支払いも見せてもらいましょう。

「一番借りられるローン」ではなく、

「長く安心して払えるローン」

を選ぶことが大切です。

頭金を入れすぎて、手元のお金をなくさないことも大切です

金利が高くなると、

「だったら頭金をたくさん入れよう」

と考える人もいるでしょう。

借入額を減らすこと自体は、住宅ローンの負担を抑える方法の一つです。

ただし、家を買った直後に貯金がほとんどなくなるのも避けたいところです。

家を建てた後には、

家具・家電
引っ越し

教育費
家の修繕

などのお金も必要になります。

住宅ローンを減らすことと、生活のためのお金を残すこと。

両方のバランスを考えてください。

新築・中古住宅・中古マンションは「どれが勝ち」ではありません

それでも新築の総額が合わない場合は、中古住宅や中古マンションまで比べてみましょう。

これは、

「新築を諦めた人が中古を買う」

という意味ではありません。

住まいの選択肢を増やすということです。

まず新築を考える。

総額が合わなければ調整する。

それでも難しければ中古も比べる。

この順番でいいと思います。

最初から「新築は無理」と決める必要はありません。

金利が上がった今こそ「買えるか」ではなく「どう買うか」を相談しましょう

住宅会社へ行くと、

「いくらまで借りられます」

という話になりやすいと思います。

でも、本当に聞きたいのはそこではありません。

「私たちの予算なら、どういう家なら無理なく建てられますか?」

です。

相談するなら、

・土地と建物を総額で考えてくれる
・予算が合わなければ建物を小さくする提案ができる
・不要な設備をきちんと教えてくれる
・耐震や断熱など大切な性能を安易に削らない
・住宅ローンの金利上昇まで考えてくれる
・補助制度や金利引下げ制度も確認してくれる
・宮崎の暑さ、台風、車社会を理解している

こういう会社が安心です。

「その予算では無理です」で終わるのではなく、

「では、どうすれば建てられるか」

を一緒に考えてくれる会社を探してください。

よくある疑問

Q. 長期金利が3%になったら、新築住宅は買わない方がいいですか?

A. すぐに買わない方がいいとは言えません。長期金利3%と住宅ローン金利は同じではありません。家の総額、借入額、ローンの種類を整理して、無理なく返せるかで判断することが大切です。

Q. 金利が下がるまで待った方が得ではありませんか?

A. 将来の金利を正確に予想することはできません。金利だけを待っている間に土地や建築費など別の条件が変わることもあります。必要な時期と総額を基準に考えましょう。

Q. 新築を安くするなら、何から見直せばいいですか?

A. まず土地、次に床面積、間取り、設備の優先順位です。耐震性や雨仕舞い、断熱など、完成後に直しにくい基本性能は慎重に考えましょう。

Q. 中古住宅の方がいいのでしょうか?

A. 新築と中古のどちらが正解ということではありません。まず新築で総額を整理し、それでも負担が大きければ中古住宅+リフォームまで比較すると選択肢が広がります。

ほんみや建築士くんコメント

ほんみや建築士くん

長期金利3%。

この数字だけを見ると、

「もう家なんて建てられない」

と思ってしまうかもしれません。

でも、僕はそうは思いません。

土地を少し見直す。

家を少しコンパクトにする。

設備に優先順位をつける。

使える住宅ローンや制度を確認する。

それだけでも家づくりは変わります。

もちろん、無理な住宅ローンを組んでまで家を買うことを勧めるつもりはありません。

でも、

「金利が上がったから新築を諦める」

その前にできることは、まだあります。

家は大きさや豪華さを競うものではありません。

宮崎で家族が安心して、暑い夏も台風の季節も、長く暮らしていけること。

そこを大切にしながら予算を組み直せば、

今からでも新築戸建てを前向きに考えていいと思います。

まとめ|長期金利が上がっても、新築戸建てを最初から諦めなくていい

2026年9月、長期金利は3%まで上昇しました。

住宅ローンを利用して家を買う人にとって、金利はこれまで以上に重要な確認ポイントです。

だからといって、

「もう家は買えない」

と決める必要はありません。

まず、

総額を決める。

次に、

土地を見直す。

家の大きさを見直す。

設備に優先順位をつける。

住宅ローンと使える制度を確認する。

それでも総額が合わなければ、中古住宅や中古マンションまで広げればいい。

最初から新築を捨てる必要はありません。

金利が上がった今だからこそ、

「いくら借りられるか」ではなく、「どうすれば安心して家を持てるか」。

そこから家づくりを始めてみてください。

宮崎で住まい選び全体を整理したい方は、こちらの記事も参考にしてください。

https://www.miyazakihonto.com/miyazaki-house-guide/

宮崎住宅記事まとめ▼▼▼

宮崎の家づくり・リフォーム前に読む住宅記事まとめ【建築士監修】|ほんみや宮崎

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